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2010-05-20

清らかな無力

音楽活動をお休みしてもう半年が過ぎてしまいました。
早いなー…。

今は子育て以外に日記にしたいことが無い (それしか出来ていない) ので
家族のことはなかなか書きにくくて書いていないのですが、
書きにくいなりに書いてみよう…とおもいまして
雨だれの音を聞きながら久しぶりにパソコンに向かっています。
いつもは手帳にメモくらいの日記は書いています。


子育てに手一杯で忙しい日々ではあるものの、人が育って (育てて) いく過程を
じっくり見ているということは新しい経験・発見の連続であることはもちろん、
自分という人間がここまで育ってきたことの確認をしているような感じです。



書き方が硬いですが、実際は可愛くて面白くてしょうがない毎日ですよ(笑)



しかし子というものは、自分の分身でありながら決して同じ人ではないので
本当に不思議でたまりません。
私1人の分身でないので当たり前といえば当たり前ですが、誰とも同じではない…
自分が産む以前に今まで出会った赤ちゃんには感じない、自分にしかわからない感覚…とか。
でも、人でも物でも音楽でも、自分が苦労して生み出したものに対しての特別な感情はみな同じですよね。動物や植物を育てているのもとても近い。



この命は、今はまだ生かすも殺すも自分次第なのだと思うと
こんなにも清らかな無力があるなんて…と何だか泣けてしまいそうになります。
キュッと抱きしめたくなりますね。



出産祝いに友人が贈ってくれた手紙にこのような詩がありました。
今自分がまさに考えていることが書かれていました。
出産を経験しなくてももちろんよく分かるけど、
経験した今はやっぱり目からウロコでした。

浜 文子 さんの詩です。




子へ

ありがとう
知らなかった愛に 出会わせてくれた

ありがとう
限りあるものを 限りないものに 変えてくれた

ありがとう
清らかな無力を 私へと傾けたあなた

何も求めず
このままの私を「母」と呼んだあなた

ありがとう
あなたを産んで
私もあなたから生まれた




清らかな無力…という言葉にグッときてしまったので紹介してみました。
また私も詩を書きたいな…と思いました。
思っているばかりでまだ行動に移せていない自分がイヤですが。
いつもなかなか書けなくてリリー婦人を泣かせてばかりいた私…
その時その時の気持ちを大切にしないと。
忘れないよう書き留めることが1つの方法なのに。





最近よく耳にした幼児虐待のニュース、ずいぶん前から胸の痛む思いで聞いていましたが、
今の自分には何故そんなことが起きるのか信じられないとも思いつつ、
ちょっとした理由でどんな人にも起こりうることだと考えるとホント他人事ではない深刻な問題だな…と恐ろしくなりました。
自分の子どもすら育てられない日本人が増えている…
自分の子どもだから難しいのかもしれないけれど。
これは子どもを持つ人も持たない人も無視してはいけないですね…



先日ちょっと疲れた気がして、ストレスを溜めてはイケないとたまたま置いてあった
楳図かずお の「漂流教室」を読んでしまったらよけいに怖くなってしまったのですが、
この漫画の中では異常事態の中でも強い親子の絆が描かれていて、
楳図かずおワールドの恐怖にどっぷり浸かりつつも心があたたかくなったところもありました。
しかしそれにしても恐ろし過ぎる内容でした…




出産前に、子守唄を歌うならコレにしようかな…
などと色々歌ってあげたいものを考えていたのですが、
実際はその通りにはならず、テキトーに考えたメロディに今の子どもの様子を言葉であてはめた
ヘンテコなオリジナル子守唄しか歌えません。。。
そしてとにかくリズムの良い歌がいいように思われます。




う~ん…
私から生まれて、私に育てられるこの子は いったいどんな人になるのだろう…





今日はここまで。










プロフィール

水林 史

  • Author:水林 史
  • 富山県、上市町 出身。
    戦前から続く富山の薬売りと東京で銭湯を営んでいる一族のもとに生まれ育つ。
    大学時代より東京〜横浜などでスウィングジャズと日本語ジャズを中心にライブ活動を開始(1999年〜)。

    作詞作曲に目覚め、初主催ユニット「ギヤマン」を結成(2001年~2002年)、明治大正時代の文化や竹久夢二の描く夢二式美人に憧れがあったことから「黒船レディ」と名乗り始める。古き良き時代の洋楽を自作の日本語詞でも歌う。

    2003年ジプシースィングギタリストのキヨシ小林氏の1stアルバム「Django Swing」にボーカルで参加、「上海」「胸の振り子」などのカヴァーで注目される。
    同年、自身が主宰のバンド「黒船レディ と 銀星楽団」を、ピアニストの廣田ゆり氏、ギタリストの塩川俊彦氏と共に結成。
     
    軽やかでほのぼの、ちょっぴり切なくスウィンギーでハッピーな気分にさせる歌が得意。
    スウィングジャズやラテンのリズムをベースに、ユニークな世界観をもり込んだオリジナル曲から、古いジャズソングに自身が日本語で作詞したもの、日本やハワイの古き良き時代の流行歌のカバーなど、日本語で歌うことにもこだわっている。


    「黒船レディと銀星楽団」ではライブハウスの他にホテルやBAR、横浜港の船上、人形劇場から神保町の古本屋まで様々な場所で演奏。3枚のアルバムとライブDVDを発表、TV番組挿入曲や海外のCMにも起用される。
    2009年末で「黒船レディと銀星楽団」及びバンド活動休止。

    育児休暇を経て、2011年〜2017年までアコースティックユニット「girafe」にボーカルで参加、アルバム「春のスケッチ」を発表。

    2012年〜活動拠点を出身の富山県に移し、ゆっくりソロ活動も開始。県内外のミュージシャンと共にライブハウスやカフェ、古本屋、保育園などで演奏、おとなとこどもで楽しめる企画「HOWA-HOWA-HOUR」も誕生。
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