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2006-03-28

球根

今日、かねてからやってみようと思っていた試みが実現した。
チェロとの共演…!!!
…といってもライブ本番ではなく、試しにリハーサルをご一緒してもらっただけだが。

銀星楽団のどの曲に参加してもらったかはいくら日記といえど本番まで内緒にしておきたいので書かないことにしよう…。
言いたくてたまらないくらい予想を上回る素晴らしさだったのだが。

本物に音出しをしてもらうまでは、ライブ録音をリリー婦人宅で流しながら
リリー婦人がエレピの中に入ってる機械的チェロの音でチェロパートを弾いているのを、
私がバランス良く録れる場所を探りながらマイクをいい位置で保って
今時ありえないアナログ重ね録りをしてシミュレーションをしていた。。。
私たちは音源をパソコンに取り込んで…などのような技は持ち合わせていない。
いわゆる、まだカセットテープしか録音出来る物が無い小学生時代に
大好きな曲がテレビで流れる時間を逃さないよう、テレビの前に陣取ってラジカセを置き、テレビの音量を音が割れない程度上げ、
その曲が終わるまで「絶対音を立てないで!!」と目を吊り上げて家族に注意し、
真剣そのもので録音してお気に入りのテープを作っていたのと全く同じようなことをやっていたのだ…

更なる重ね録りをして楽器を増やしたりして何パターンか録音しながら思わず笑えてきて、しかしわりと上手く出来るのがまたさらに可笑しいのであった。
まぁ音質はどうでも良い単なるイメージ音源にすぎないから気にしないのだが、少なくとも私とリリー婦人にはパソコンに取り込んで重ねるなどという高度なことをするよりはよっぽど時間がかからないやり方であった。。。

それが今日は本物と一緒に演奏できたわけで、1回合わせてみただけで もう目からウロコであった…!
実はナマ音を目の前で、チェロ単体でじっくり聴くのも初めてだった。
チェロ奏者の Sさんはクラシック畑の人だが、丁寧に私たちの曲を分析して、私たちが思いつけなかった弦楽器奏者ならではの弾きかたで試してみてくれたりもした。
何回か合わせてみるうちにみるみる曲のイメージを明確に持ってくれた弾きかたに変わってきて、とてもワクワクした。

実際にライブなどでみんなに聴いてもらえる機会が作れたらいいのにな…。

最近ほんとうに死にそうなほど忙しくて、気がつくとまた睡眠時間が削れてしまっていたのを気に病んでいたが、ほんの1時間程度の今日のリハーサルは、体力がいっぺんに回復しそうなくらいの潤いのあるものであった。

ここのところ新しいメンバーやゲストを迎えてのライブが続いているので、リーサルも毎回ドキドキして楽しみだ。

今日の場所は江古田だったので、暖かかったし久しぶりにカブに乗って、行き帰り昼間と夜の千川通りをゆっくり走って桜も楽しめたのでかなり充実した1日だった。

そして、更には もう5年もニューヨークに行ったままのピアニストの友達から電話がかかってきて久しぶりに声が聞けたし、忙しさと不安と焦りと寂しさで曇りがちだった心が本当の小春日和にめぐまれた球根ような感じだった。

音楽の力ってすごいなー…と改めて思った。。。
自分たちの曲のリハーサルで言うのも何だか気恥ずかしいが、
素敵なミュージシャンとの出会いだものね!
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ニホンゴ ハ ムズカシイ デスネ~

「小春日和」とは、春以前までしか使えない言葉だというのを、
今までに教わらなかった気がする。。。
普通は大きくなるにつれて自然に気がつくものなんでしょうか…
国語に出てきてたら絶対そういうの忘れないのにな…
あんまり本を読んでいないから…?
まだ寒くても、少なくとも桜が咲いてしまってからは使うのは可笑しいんだろうけど…
少なくとも最近の私の心はまだまだ冬だったので、精神的には間違いではないのかなぁ…

春の如く

小春日和というのは、秋から冬にかけての言葉なので、
冬から春の季節につかうのは、伝統的な遣い方とは違うようですね。
http://www.netricoh.com/contents/antenna/ojituu/data/0060.html
小春ちゃんは「小」は「可愛らしい」の意味の「小」。
「小春日和」の「小」は、「ホンモノではない」「似たもの」「みたいな」というニュアンスの「小」でしょうか?

「小春」の発売時期と「小春日和」は関係ないようです(笑)。

ちょっと気になったのが、「春の如く」という歌。
「如く」というのは、「ホンモノの春ではない」ということ?
「春じゃないけど、春みたいな気分」って、ことかな?
プロフィール

水林 史

  • Author:水林 史
  • 富山県、上市町 出身。
    戦前から続く富山の薬売りと東京で銭湯を営んでいる一族のもとに生まれ育つ。
    大学時代より東京〜横浜などでスウィングジャズと日本語ジャズを中心にライブ活動を開始(1999年〜)。

    作詞作曲に目覚め、初主催ユニット「ギヤマン」を結成(2001年~2002年)、明治大正時代の文化や竹久夢二の描く夢二式美人に憧れがあったことから「黒船レディ」と名乗り始める。古き良き時代の洋楽を自作の日本語詞でも歌う。

    2003年ジプシースィングギタリストのキヨシ小林氏の1stアルバム「Django Swing」にボーカルで参加、「上海」「胸の振り子」などのカヴァーで注目される。
    同年、自身が主宰のバンド「黒船レディ と 銀星楽団」を、ピアニストの廣田ゆり氏、ギタリストの塩川俊彦氏と共に結成。
     
    軽やかでほのぼの、ちょっぴり切なくスウィンギーでハッピーな気分にさせる歌が得意。
    スウィングジャズやラテンのリズムをベースに、ユニークな世界観をもり込んだオリジナル曲から、古いジャズソングに自身が日本語で作詞したもの、日本やハワイの古き良き時代の流行歌のカバーなど、日本語で歌うことにもこだわっている。


    「黒船レディと銀星楽団」ではライブハウスの他にホテルやBAR、横浜港の船上、人形劇場から神保町の古本屋まで様々な場所で演奏。3枚のアルバムとライブDVDを発表、TV番組挿入曲や海外のCMにも起用される。
    2009年末で「黒船レディと銀星楽団」及びバンド活動休止。

    育児休暇を経て、2011年〜2017年までアコースティックユニット「girafe」にボーカルで参加、アルバム「春のスケッチ」を発表。

    2012年〜活動拠点を出身の富山県に移し、ゆっくりソロ活動も開始。県内外のミュージシャンと共にライブハウスやカフェ、古本屋、保育園などで演奏、おとなとこどもで楽しめる企画「HOWA-HOWA-HOUR」も誕生。
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