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2009-05-01

小学3年生の時のこと…

今晩急に思い出したことを書こう…ちゃんと日記みたいに。

私が小学生の頃、国語の時間とは別に作文の時間があり、
それを担当してくれるのはいつも校長先生だった。
作文というのは、出来事や思った事を順序だてて長くたくさんの言葉で書かなければならない…
と思っていて、校長先生が担当なので緊張はするし、あまり好きではない物の1つだった。

その長くて大変でキライな作文を、ある時、校長先生が
「今日は、『楽しい』という言葉を1つも使わずに、すごく楽しそうな文章を1つだけ書きなさい。」
とおっしゃった。

作文は長く書くもの、と思い込んでいたのでとても困ったが、あの時私は
「父が夏休みになったら海へ連れていってくれると言ったとたん、
私と妹は顔を見合わせて飛び上がった!」
と書いた。
それを、いつもちょっぴりコワいと思っていた校長先生がすごく褒めてくれて、
それから作文の時間がとても好きになった(単純だけど)。

あの時の校長先生の顔と、甘いようないい匂い(たぶんポマードの匂いだったんだろう)を
ぼんやり思い出しながら、今度はそれに繋がってほんの数年前のことを思いだした。。。


何年か前(2005年くらい)に、リリー婦人が作曲、私が作詞の「Night Hawks」という曲が出来た。
録音はしたことがないが、今でも時々ライブでは、銀星楽団のアーバン・シリーズ(!?)で演奏する。

この曲に作詞した時の気持ちがふと思い出された。
歌の2番冒頭…


陽の光の中で見えるのが  この世の全てと言わないで
知りたいことの本当は  言葉など見えない暗闇に咲いている


と書いた時のことを。。。
今ではその時の自分の気持ちを詳しく語ることは出来ないんだけど、
リリー婦人の作ったメロディーが私の頭や心の中から引き出した言葉でもある。

この詞を書いた時、言葉というものは限られていて言い表せない気持ちが沢山だった気がするが
今日は…逆に言葉の力はなんて果てしなく強いんだろうと考えていた。。。

1つの言葉を知っていても、数年前と今では、その言葉から引き出される自分の気持ちが
まったく違うもので、恐ろしく大きい波みたいなうねりが自分の奥深い(遠い?)ところから
いっきに押し寄せる。


それは悲しい気持ちでもあり、嬉しい気持ちでもあり、
明るくもあり、暗くもあって、気持ち悪くも気持ち良くもあり、
柔らかかったり硬かったり、乾いていたり濡れていたり、
どれでもなかったり…色々で不思議なもの。


自分が長い間、大好きで大切に大切に歌っていた曲の詞ですら、
よくよく噛み砕いて理解して歌っていたはずなのに、
または自分が思ったことを歌っていたはずなのに、
何年も経ってからその言葉の本当の意味(隠れた意味?)を思い知ったりするので驚く。


今もよく歌うカヴァー曲「胸の振り子」なんかも…そうだった。


今夜は過去の自分が書いた言葉を引き出したり、閉まったり
否定したり肯定したり…あれこれ考え直していたら
小学校3年生までさかのぼってしまっていた。。。


目に見えないけれど、ちゃんと形のある「ことば」という不思議で長生きなもの。


「Night Hawks」を書いた時に感想をくださった人が
言葉はもっとすごいものだと思うけどな…と言っていたのを思いだした。
今夜はよくそれが分かる気がする。


それは私が今生きているからこそ分かる驚きなんだなぁ。。。


同じ歌を何度歌っても飽きないのは、そのせいだなぁ。。。


それもいいし、新しい言葉を書いていくと、またいつか思わぬところで
違った気持ちと出会えそう。


結局、取り留めのないことをいっぱい書いた日記になった。


先日りりー婦人が無事帰国しました。
こんがり焼けていてイイ感じ。
おかえりなさい♪

さて!
今日から5月。
5/7(木)は久しぶりのライブです♪♪
5バンドも出演する企画なので、演奏時間は短いですが新しい出会いがとても楽しみ。
是非遊びに来てくださいね~

●5月7日(木)代官山 晴れたら空に豆まいて
   ~ 都市物語 ~

【時間】open 18:00~  start 18:30~ (私たちは4番目の出演、20時半くらいから)   
【料金】前売り\2,000- 当日\2,500- (+オーダー別)
【場所】東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 
     TEL:03-5456-8880
【出演】casa/marbo/Nishika&Maтpёшка/cena/黒船レディと銀星楽団   

※前売りのご予約はお早めに、お電話か →こちら よりお申し込みください。

★黒船レディと銀星楽団… 水林 史(vo)、廣田ゆり(p)、
                 古森貞之(g)、田嶋真佐雄(b)、井谷享志(per)

♪アジアのどこか不思議の国に迷い込んだような心地よい素敵なお店、音響も良くて楽しみです。







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プロフィール

水林 史

  • Author:水林 史
  • 富山県、上市町 出身。
    戦前から続く富山の薬売りと東京で銭湯を営んでいる一族のもとに生まれ育つ。
    大学時代より東京〜横浜などでスウィングジャズと日本語ジャズを中心にライブ活動を開始(1999年〜)。

    作詞作曲に目覚め、初主催ユニット「ギヤマン」を結成(2001年~2002年)、明治大正時代の文化や竹久夢二の描く夢二式美人に憧れがあったことから「黒船レディ」と名乗り始める。古き良き時代の洋楽を自作の日本語詞でも歌う。

    2003年ジプシースィングギタリストのキヨシ小林氏の1stアルバム「Django Swing」にボーカルで参加、「上海」「胸の振り子」などのカヴァーで注目される。
    同年、自身が主宰のバンド「黒船レディ と 銀星楽団」を、ピアニストの廣田ゆり氏、ギタリストの塩川俊彦氏と共に結成。
     
    軽やかでほのぼの、ちょっぴり切なくスウィンギーでハッピーな気分にさせる歌が得意。
    スウィングジャズやラテンのリズムをベースに、ユニークな世界観をもり込んだオリジナル曲から、古いジャズソングに自身が日本語で作詞したもの、日本やハワイの古き良き時代の流行歌のカバーなど、日本語で歌うことにもこだわっている。


    「黒船レディと銀星楽団」ではライブハウスの他にホテルやBAR、横浜港の船上、人形劇場から神保町の古本屋まで様々な場所で演奏。3枚のアルバムとライブDVDを発表、TV番組挿入曲や海外のCMにも起用される。
    2009年末で「黒船レディと銀星楽団」及びバンド活動休止。

    育児休暇を経て、2011年〜2017年までアコースティックユニット「girafe」にボーカルで参加、アルバム「春のスケッチ」を発表。

    2012年〜活動拠点を出身の富山県に移し、ゆっくりソロ活動も開始。県内外のミュージシャンと共にライブハウスやカフェ、古本屋、保育園などで演奏、おとなとこどもで楽しめる企画「HOWA-HOWA-HOUR」も誕生。
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